生演奏とアートが待つ夜——Lupetty Bomの体験設計
定期的なアート展示と不定期の生演奏が、Lupetty Bomの夜に別の層を加えている。逗子なぎさWビル2階の店内には作品が並び、展示は入れ替わるため訪れるたびに景色が違う。ライブが行われる日は、音楽とカクテルとアートが同時に存在し、五感への刺激が一段上がる。インスタグラム(@lupettybom)での投稿には「インスタ映えする」というコメントが集まりやすく、空間の写真が繰り返し拡散される傾向がある。
架空のサーカス団というテーマが空間・ドリンク・フード・イベントのすべてに貫かれており、「一つひとつが物語のピースになっている」という感覚を利用者に与えているらしい。
キャラクターを選ぶ喜び、絵本のメニューから始まる夜
「Lupetty’s Honey Apple Wine」「Strawberry Velvet Milk」——カクテル名はすべて架空のサーカス団員に由来している。1杯1,300円で、味と見た目の両方にキャラクター像が反映されており、「何を頼むかよりも誰を選ぶかという感覚で注文した」という声が利用者から聞かれる。クラフトビール、ウイスキー、ワインも取り揃え、カクテルが得意でなくても幅広く選べる。
ノンアルコールの「ボビーのいちごミルク(1,100円)」があることで、飲まない人も同じ世界観に参加できる。個人的には、メニューブックの絵本的なデザインが、読むだけで気分を切り替えてくれる仕掛けになっていると感じた。
フードで見える、バー以上の使われ方
タルトタタン、地元野菜のコルシニョン、バケット ブルーチーズ&はちみつ(700円)——フードの顔ぶれは居酒屋的なつまみではなく、カフェとしての文脈にも合う構成だ。アフォガードやバニラアイスが昼のデザートを担い、オニオングラタンスープ(1,200円)は夜の食事にもなる。「食事として使えると知ってリピートするようになった」という声が利用者から聞かれ、フードの充実が再訪の動機になっているらしい。
ポテト(700円)、バケット(500円)、ガーリックトースト(600円)といった手軽な一品も並んでいるため、軽く一品だけ追加するという注文の仕方も自然にできる。
逗子駅2分、15時開店の週5日営業
逗子市逗子1丁目2-9の逗子なぎさWビル2階。逗子駅から徒歩約2分という立地は、「ちょっと寄っていこう」という動機を十分に引き出せる距離だ。木〜月の15時〜22時が営業時間で、火・水は定休。カウンター席ではバーテンダーとの対話が生まれ、ソファ席ではグループでゆったりと時間を使える。
「一人でふらりと入れるバーって意外と少ない」という声が目立ち、Lupetty Bomの間口の広さが評価されている傾向がある。予約は046-874-7446にて受付中で、イベント開催日の情報はインスタグラムでも確認できる。


