記念日のケーキを頼むなら
誕生日や記念日にデコレーションケーキを用意したいとき、菓子工房シェルシェは店頭または電話で注文を受け付けている。8号から10号の大きなサイズは、営業日の2日前までに予約しておくのが確実だ。当日でも5〜7号のケーキは時間帯によって作れる場合があるが、希望の時間に合わせたいなら事前予約が安心だと店から案内されている。
季節の菓子にも予約が必要なものがある。パンプキンパイやアップルパイの5号サイズは前日までの予約制だ。遠くの家族に届けたいときには全国配送にも対応しているので、離れて暮らす相手の記念日にも間に合わせられる。
店に並ぶ菓子の顔ぶれ
菓子工房シェルシェの棚には生菓子と焼き菓子が幅広くそろう。ホームプリンは厳選した牛乳と新鮮な卵で作る定番、半熟プリンは生クリームでなめらかに仕上げた一品だ。クッキー生地をのせて焼いたシュー皮に2種のクリームを詰めたクッキーシューや、フルーツ3種を巻き込んだフルーツロールも人気を集める。
ギフトに向く焼き菓子も豊富だ。バターの風味を効かせたサクサクのリーフパイは賞味期限が3週間ある。米粉でしっとり焼いたカステラ、静岡県産一番茶の深蒸し茶を使ったカステラなど、贈って喜ばれる品がそろう。染井野の地名を冠した「染井野の道」のチーズ・ショコラも、この店ならではの菓子だ。
シェフの思いと店の成り立ち
この店を営むのはオーナーシェフの松本雅道さん。専門学校を卒業後、プリンスホテルで経験を積んで渡仏し、帰国後は横浜のケーキハウスノリコでオープニングスタッフを務めた。ほか3軒の洋菓子店を経て、2004年1月に佐倉市染井野で菓子工房シェルシェをひらいている。
ノリコでの6年間で、職人のためのお菓子ではなく誰からも愛されるお菓子を作りたいと考えるようになったという。店名の「シェルシェ」は「探す・努める」の意味で、お客様に喜ばれる菓子を探し続ける姿勢を表す。子どもからお年寄りまで愛される店を——その思いが、記念日の一台にも日々の一個にも込められている。


